2023年写真活動でやりたいこと

こんにちは、shuheiです。

寒さも少し穏やかになり、そろそろ春がきてくれたかなと思う今日この頃、まもなく3月を迎えますが、遅ればせながら今年の抱負を語らせていただきます。

それではよろしくお願いします。

 

2022年の振り返り

今年の抱負を語る前に、去年の抱負、目標はどうだったのか?振り返ってみますね。

shuinout.hatenablog.jp

目標で挙げたのは3つでした。

  • タイムラプス
  • プリント
  • フォトコンテスト

その中で、タイムラプスとプリントは少し機会があり、楽しむことができたのですが、フォトコンに関しては結局1つか2つくらいしか出さなかったような気がします。どれに応募したのか覚えてないのですが、当然入賞もしてないです。

タイムラプスについては頑張ると言った手間、頑張ったと言えるほどは撮れてません。

特に去年は皆既月食もあり、皆既月食にチャレンジできたのは非常に嬉しかったです。

プリントも近所にあるカメラのキタムラにお願いして、プリントしてもらい、室内に飾ってみたところ大変満足感の高いものになりました。

さて、ここまで昨年の振り返りをしてきましたが、ここからは今年2023年の写真活動でやりたいことを書いていきます。

 

写真展

今年、写真展に出展します。

nihonbungei.net

こちら日本文藝さん主催のfine art photography exhibitionに2023年2月24日(金)から2023年2月26日(日)までの3日間、横浜のみなとみらいギャラリーでさまざまな作家さんが出展される写真展の1枚に出展いたします。

これに関しては私個人の物販があるわけでもないし、来場も無料なのですが、僕にとって初めてプリントした写真を飾っていただける場になるので、ぜひ足を運んでもらえたら嬉しいなと思います。

冬季撮影

昨年末にとうとうスタッドレスタイヤを入手したので、冬にしか見ることができない風景を撮りにいきたいなと思っています。

ただあまり遠出はできなさそうなので、関東近郊、遠くても長野県のあたりになりそうですが。

もう少し暖かくなって雪が少なくなってきたら赤城大沼に行ってみたいなと思っています。

海外撮影

撮影がメインではないのですが、今年ちょっと何度か海外に行く予定があるので、ぜひ海外の風景写真撮影をしたいです。

僕にとってそう何度も何度もチャンスがあることではないと思うので、ぜひに。

その他

今年はなかなか機会の少ないチャンスに恵まれそうですが、その分ちょっと忙しそうで、あまり撮影に本腰を入れて行動できる日は少ないと思うのですが、リアルイベントなど人が集まる場所にも足を運んでみたいと思っています。

たとえば3年ぶりに開催されるCP+にも行ってみるつもりです。

www.cpplus.jp

僕は写真撮影や写真自体が好きで、機材マニアではないので、どこまで楽しめるかちょっとわからないのですが、それは自分次第かなと。

また写真仲間が増えたりしたら嬉しいなと思っています。

それでは今年もよろしくお願いします。

2022年3月に撮って良かった写真3選

こんにちは、shuheiです。

ずっとブログの更新が滞っていたので、撮って良かったシリーズが山積みです。
まあ、すぐにネタ切れになりますけども。

というわけで、今年3月に撮って良かった写真と撮影地を紹介します。星景写真が多めですが、ご容赦ください。

それでは本日もよろしくお願いします。

 

精進湖

Nikon Z 6, NIKKOR Z 35mm f/1.8 S, 10s, F1.8, ISO 3200

こちらの記事で紹介した精進湖から見る富士山と天の川の写真です。

 

shuinout.hatenablog.jp

風が少なかったからもう少しリフレクション頑張れたんじゃないかなと今なら思います。現像でどうにかなるだろうか?時間があるときに再現像してみようと思います。

この写真はホーリーグレイルタイムラプスから切り出した写真用に現像したものです。とにかく寒かったのを覚えています。今年来年の冬と春に向けて少し暖かめのダウンを購入しようか検討しています。

始めは14mmの超広角レンズで撮影していたんですが、サイドに余計な光が紛れることもあって、35mmに交換したところちょうどよい画角となりました。キリトリセカイってやつですね。
構図とは何を写して何を写さないかを決める作業ですね。

 

爪木崎灯台

Nikon Z 6, SONY FE14mm F1.8 GM, 10s, F1.8, ISO 3200

こちらの写真も天の川ですね。記事になっています。

 

shuinout.hatenablog.jp

この時季の南伊豆は防寒着を着ていればさほど寒くなくなっていたかなと思います(ごめん正直忘れた)

この灯台は道の真ん中に三脚を構えてシンメトリーに撮るのがオーソドックスな構図なのですが、先客がいらした為、隅っこから頑張って撮影したところ、この構図もいいじゃんとなりました。

ただ、とにかく東京から向かうと伊豆は遠いですね。途中から高速道路がなくなってしまうのが厳しいです。

 

羽田空港第二ターミナルビル展望デッキ

Nikon Z 6, SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary, 1/80s, F8, ISO 100

ずっと欲しかった超望遠レンズの試し撮りに行った時の写真ですね。

 

shuinout.hatenablog.jp

流し撮りをしているかのように見えますが、等倍で見ると普通にブレているのでやはりプロの流し撮りは神業ですね。これは1/80sで撮影していますが、プロは1/10sを切るそうです。恐ろしい。

羽田空港は他にも撮影スポットがあるのでまた今度時間があるときに行きたいなと思います。これから冬にかけて望遠レンズが活躍する季節ですからね。夏は湿気があって望遠で撮影した写真は揺らいでしまうんです。

今日はこのあたりで。

BRM911宮城200に参加してきました

こんにちは、shuheiです。

前回の記事からかなり間隔が空いてしまいました。その間、引っ越しだったりなんだかんだと生活が一変してしまった為、なかなか更新ができていませんでしたが、また少しずつでも記事を投稿できればなと思っています。

今回は9月11日に宮城県で行われた自転車のイベントに参加してきたので、そのレポートとなります。カメラネタじゃなくてすみません。

それではよろしくお願いします。

 

ブルベに参加してきました

参加してきた自転車のイベントって何?って話ですが、ブルベという長距離を制限時間内に走り切るとがんばりましたね!と認定してもらえるイベントに参加してきました。

200km、300km、400km、600kmとイベントによって走行距離も制限時間も変わるのですが、今回はブルベ200kmが初開催されてからちょうど100年記念ということで、200kmのブルベに挑戦です。本当は2021年が100年記念なのだけど、去年は各地でまん延防止措置の為中止となっていたので、2022年に繰り越し開催されているようです。

ブルベについて、詳しく語り出すと大変なので、今回のイベントの趣旨だけさらっと伝えますが、200kmの走行距離を13時間30分という制限時間内に走り切ればクリアというイベントです。

開催1週間前は天気がどうなることかと思っていたのですが、宮城県のこの週の土日はスカッと晴れて、むしろ暑いくらいの中での開催となりました。

前日入り

9/10、東京駅から新幹線に乗り込んで、仙台駅11時ごろに到着しました。

実は新幹線での輪行は初めてだったのですが、やはり新幹線を含む特急列車の輪行はやりにくいです。

在来線であれば、先頭車両の運転席側にスペースに自転車を置けば良いのですが、新幹線や特急列車はそういったスペースがほとんどありません。
デッキもほとんど通路としてのスペースしかないし、指定席から目の届かない場所に自転車を置いておくことになるので、少し不安です。
車両の進行方向と逆側の座席の裏に置いておくのがもっとも現実的な置き場になるんですけど、タイミングが悪いと他の自転車乗りの方とバッティングしてしまいます。
そして何よりグループライドの時、複数台の自転車を置くことができずに、困ったことになってしまいます。

なので僕は積極的に新幹線輪行をすることがなかったのですが、東京から仙台への交通手段は車か新幹線くらいしか方法がなく、今回はグループではなく友人と2人での参加だった為、新幹線で前日入りしました。

前日は神社に行ったりご飯を食べたりと、約50kmほど自転車で観光をしたのですが、50kmくらいならいいだろうと、自転車用のパッド入りのパンツを履かずに、普通のハーフパンツとサンダルで乗り回してたんですね、それが後々問題に発展することになります。

テルチェックインから会場入りまで

15時ごろ観光から戻って仙台駅のコインロッカーにブルベに不要な荷物を預けてから、15kmほど走った名取のホテルにチェックインしました。チェックインは17時前後だったと思います。翌日は2時おきの2時汗出発だった為、コンビニで適当に食事を済ませ、大浴場で汗を流したら7時半には就寝していました。

会場までは自転車で30分ほどの距離で、3時半には会場入りしていないといけなかったので、前日コンビニで買っておいた朝ご飯のサンドイッチを食べて早々に出ました。不思議なことにぐっすりと眠れた為、早起き特有の寝不足感は全然ありませんでした。寝起きだったので多少は眠かったけど。

3時過ぎに会場入りし、参加手続きを行います。我々が一番乗りでした。
そして続々と会場に参加者が集まってきます。中にはミニベロで参加している方もいます。やべーな。

軽い説明をを受けて、自転車のチェックをしてもらったらすぐに出発しました。時間はまもなく4時です。ちなみに今回カメラは持っていきませんでした。13時間なので行けるかなとも思ったんですが、カメラのせいで何かトラブルが起きてゴールできなかったら非常に後悔すると思ったので、おいていくことにしました。

スタート〜白石

この日は中秋の名月かつ満月、なおかつ雲も薄く、非常に月の撮影に適した日でしたが、気にせずスタートします。TwitterInstagramには月を入れた風景写真がバンバンと上がり始めていました。

僕もなんとか自転車に乗りながらiPhoneで撮影をしましたが、今日のメインは200kmを走り切ることです。

ちなみにルートはこんな感じ。

名取市サイクルスポーツセンターを南下し、阿武隈川を渡って白石市へ。そこから七ヶ宿湖を抜け、峠を越えて山形県高畠に至ると、そこからピストンで往復するコースです。

出だしは平坦で無風、車も信号もほとんどなかったのでロケットのようにかっ飛ばし1時間ほどで阿武隈川を越えました。
この時間帯になると空も明るくなり始めてきました。

さらに先に進むと田園風景が広がります。有名な田んぼアートもありましたが、時間的貯金を作りたかったので、帰りに余裕があれば見ようとスルーして先へ急ぎました。

goo.gl

白石〜高畠

白石を超えるとじわじわと1%程度の登りが数十kmも続きます。ところどころ軽い峠のような場所があって、下り坂となるところもありましたが、そのほとんどが見えない登りでした。

この見えない登りというのが非常に厄介で、走っている僕らからすると平地に見えてしまう。普段無風の平地であれば30km/hほど、今回は200kmにもおよぶロングライドになるため25〜28km/h程度の巡航速度で走っていましたが、この区間はかなり頑張って23km/h程度でした。
そうなってくると不思議なもので焦ってくるんですよね。まだ70km程度しか走っていないのに、「あれ?疲れちゃったのかな?」「いや、平地で20km/hそこらなわけない」とムキになってペダルを踏んでしまいました。
しかしふと後ろを振り返ると、なんか下り基調に見えるわけですよ。あ、これ登ってるんだと気づくまでに1時間以上かかりました。どうやら無駄に気張ってペダルを漕いでいたようで、体力を著しく消耗しながら、高畑に到着しました。

PC1

ブルベにはポイントコントロール、通称PCと呼ばれるチェックポイントが用意されており、そのほとんどがコンビニです。指定されたコンビニで買い物をし、レシートに打刻された時間と店名でPCに立ち寄ったことを証明するのです。

実はスタート時間が4時、5時、6時と3組に分かれていて、僕たちは4時組だったのですが、到着してものの10分後にはなんと5時組が到着していました。4時組もまだ全員揃っていないのにすごい……。

この時点で5時間程度で到着していた僕たちは30分くらいの少し長めの休憩を取ってから再スタート、今度は来た道を戻ります。

七ヶ宿〜白石

往路はずっと平坦なんだと勘違いして踏み続けてましたが、やっぱりこれ普通に斜度ありました。復路はシャーっとかっ飛んでいきます。すごい下り基調の道で、ここでかなり足を回復させることができました。そのまま白石まで戻って残り50km地点で制限時間まであと5時間30分。なかなかの好ペースです。

白石〜ゴール

白石から田園地帯に抜けるのに最後の峠が待っていました。ここで足を使い切ってしまい、残りの平坦路は無心で漕ぎ続け、なんとかゴールしました。

タイムは10時間40分。

ブルベ200kmの100周年記念特別メダルもいただけました。

なかなか悪くないペースではありましたが、僕たちにしては少し飛ばしすぎたのかもしれません。疲れがどっと出てしまい、認定を受けてすぐに数km先のコンビニに移動して食事をしました。

ゴール後反省会

コンビニでご飯を食べながら今回のブルベの反省会をしていました。

まずは前日50kmもパッドなしパンツで走り回っていたせいで、スタート時点からそれなりにお尻に痛みがありました。騙し騙し走り続け、ゴールもできましたが、完全に舐めプでした。

また、これは毎回反省しているのですが、補給の難しさです。
今回、ホテルでサンドイッチを食べたのが2時ごろ、スタートは4時で次の補給が6時になってしまい、空腹感でいっぱいになってしまいました。
やはり、ロングライドでは空腹を感じてからでは遅いので、せめて5時ごろに何か食べられるように補給食を持って走るべきでした。
一応ゼリーは持っていたんですけどね、僕の場合固形物をバクバク食べてる方がいいのかもしれません。

最後に、無理をして足をつかってしまったことで、上り坂と気づかずに踏んでしまったのはもったいなかったなと思います。ああいうところは無理して踏んでも大して速度変わらないので、ゆるゆると走っていいはず。特に今回は制限時間にもだいぶ余裕があったわけなので。

祝賀会

仙台駅まで15kmほど、自走で戻り、ロッカーから荷物を受け取ったらサウナでさっぱりしました。帰りの新幹線まで少し時間があったので、駅近くの牛タンのお店でビールを飲みながら次のライドの話をして帰りました。

今回無事に走り切ることができて本当に良かったなと思います。
課題は見つかりましたが、その課題をひとつひとつクリアしていくのが面白いんです。写真と同じですね。

さて、久しぶりのブログでしたが全然カメラ写真と関係のない話題でしたので、次は夏に撮った新星景写真のお話ができればと思います。

今日はこのあたりで。

超望遠レンズを買う技術

こんにちは、shuheiです。

いつかは欲しいと思っていましたが、防湿庫から超望遠レンズを購入しましたので、紹介していきます。

それでは本日もよろしくお願いします。

 

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

www.sigma-global.com

今回150mmから600mmまで伸びるSIGMAの超望遠レンズを購入しました。というのも、年始に岐阜城を撮影していた時に、父がAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRNikon D5600につけて撮影していて非常に羨ましかったんですよね。その時の写真がこちらなんですけど、ちょっと遠くて望遠側足りてないですよね。

Nikon Z fc, NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR, 1/4s, F8, ISO 800

こちらは換算焦点距離300mmですが、トリミングしていたと思います。たぶん、あんまり覚えてないけど。

本当はZレンズのロードマップにある200-600mmを待ちたかったのですが、いつ発売になるかわからないですし、ものすごい値段になりそうなので、こちらにしました。

で、レフ機Fマウントのレンズなので、マウントアダプターのFTZ IIも一緒に購入しました。Nikon Z 6を購入した時に、一緒にFTZを購入していたのですが、気づいたらFマウントのレンズが1本もなくなっていたので、一旦は売却していたんですよね。

これをNikon Z fcに付けてみました。大きすぎて画角に収まっていませんが、600mmまでカバーする超望遠レンズとしては小型で軽量なレンズのようです。

重量は1,930gと、僕が所有しているレンズの中ではトリプルスコアが狙えるレベルの重量です。でも比較的軽いらしい。わけわかんねぇ。

Z fcはAPS-Cのカメラなので換算900mmとかいう異次元の望遠です。いつ使うんだろう……。

試し撮り

やはり超望遠レンズで撮る被写体といえば、動物、スポーツ、自動車、鉄道、そしてヒコーキです。というわけで羽田空港に行ってきました。
この日の装備はフルサイズのZ 6と150-600mmです。

Nikon Z 6, SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary, 1/250s, F13, ISO 560

水平が取れていなかったので、調整のため若干トリミングされてしまっていますし、曇っていて背景のスカイツリーが霞んでいますが、焦点距離600mmの圧縮効果は圧巻です。

そして、ヒコーキ撮影するなら、あれ、やりたいですよね、流し撮り

Nikon Z 6, SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary, 1/80s, F8, ISO 100

こちらも水平を取るのと、左右の余白の調整のためトリミングしていますが、焦点距離310mmの画角です。え?Z fcに24-200mm付ければ良いじゃんって?馬鹿野郎!知ってる

それにしても流し撮り難しすぎる。今回は30分で3〜4機ほど流し撮りをしたのですが、全然うまくいかないですね。要練習です。一番うまくいったかもしれない写真をお見せしているのですが、こちらも等倍表示すればきっちりブレているのがわかります。

いざ超望遠

さて、今後この超望遠を使って月の写真や風景写真の撮影をしていこうと思いますが、とりあえず今回はこんなところかなと思います。もう少し流し撮りも練習してお見せできるように頑張ります。

今日はこの辺りで。

春の低山、丹沢の大山に登ってきました

こんにちは、shuheiです。

僕は雪山はやらないのですが、それにしても今年は全然登れてないです。というのもどちらかというと自転車にアクティビティを振ってるからっていうのもあるんですけども。
で、今年ようやく最初の登山をしてきたので、その時のことを軽く振り返ろうと思います。

それでは、本日もよろしくお願いします。

 

丹沢大山

この季節に登れる都内から行ける低山は、奥多摩か高尾か丹沢か筑波山か、そのあたりになると思いますが、今回は丹沢の大山に登ってきました。
大山は高尾山のように山の中腹までケーブルカーが通っていて、初心者にも非常に登りやすい山として有名です。

今回はケーブルカーは使わずにヤビツ峠から大山山頂をピストンするルートを選びました。実はケーブルカーを使うルートよりも行動時間が短いルートになります。

出発

実はいきなり寝坊をかましてしまい、都内を車で出発したのが10時頃でした。まあ1時間程度で着くし、今日の山行は2時間半程度なので、いいかなあと思っていたのですが、三連休の東名高速を舐めていました……。もうとにかく渋滞。ずっと渋滞。東名高速が混んでるもんだから、東名のインターが隣接している国道246号線もずっと混んでいて、高速を使っても3時間半、下道でも4時間と地獄のような渋滞を進む必要がありました。
もうそんだけしか違わないなら下道でいいやと、国道246号線通称にーよんろくをただひたすら徐行し続け、ヤビツ峠に到着したのは14時頃でした。本当に恐ろしい……。

そういえば自転車ではよくヒルクライムの練習でヤビツ峠登ったことあったのですが、今回車で初めてヤビツ峠を登りました。登った感想は「よくもこんな坂道自転車で登れるなぁ」でした。このあたりは今後少し話そうかと思いますが、特に前半の勾配がえぐい。でも逆に後半の勾配は割と緩やかなのに、前半とあまり速度変わらないのは疲れてるからなんだろうなと、車で登って初めて気づきました。車で来たことを非常に後悔していましたが、それに気づけたことが唯一車で来て良かったなと思えることでした。

登山開始

ヤビツ峠になんとか到着し、車から出るとその日はそこそこ寒い日でした。すでに標高が761mということもあったのですが、この日は春の陽気から一点、下界もそれなりに寒い日だし、なんなら天気も曇っていてかなり冷え込む日でした。

防寒着がわりにレインウェアを着て、いざ登山開始です。
今回の旅のお供はNikon Z fcNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR。こういう低山登山にはもってこいのカメラです。人と登らないので望遠もそんなに必要ありません。

登り始めてすぐ秦野の街並みが綺麗に見えました。晴れていたらもっと綺麗だったんだろうな。

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Nikon Z fc, NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR, 1/160s, F11, ISO 100

右の奥には僕の星景写真のホーム、真鶴半島も見えています。相模湾が綺麗ですね。

山頂到着

途中、小さな鎖場があったり、階段があったりと、それなりにバリエーションに富んだ山道を歩くこと1時間、大山阿夫利神社が見えてきました。

残念ながら山頂は工事をしていて、眺望なかったのですが、少し下ったところに展望台があり、曇りながらも非常に良い景色を拝むことができました。

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Nikon Z fc, NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR, 1/160s, F11, ISO 100

さっきとあんまり変わらないですね。

実はここ、ナイトハイクで登ってくると夜景が非常に綺麗な山で、8月の中旬や下旬だと関東中の花火大会を一斉に観れるすごいスポットだったりします。夏はヒルが出たり低山で暑さ対策が必要だったりと逆に大変な場合もありますが、非常におすすめです。

そして、あんまり知らなかったのですが、この大山阿夫利神社をぐるっと回って鉄塔の奥の方に行くとどうやら富士山のスポットがあるみたいですね。見逃してました……。今度はちゃんとそっちも観ようっと。

下山

今回は山ご飯の準備もまったくせずに、スピードハイクが目的だったのですぐに下山してきました。山行時間はおよそ2時間程度。久しぶりの登山にはこれくらいがちょうど良かったかなと思います。

次回はもう少し登りごたえのある山を目指そうかな。テント泊装備のテストをしてもいいかもしれないですね。

今日はこの辺りで。

天の川を撮影しに伊豆に行ってきました。

こんにちは、shuheiです。

先日またまた天の川を撮影しに伊豆に行ってきました。2年前に行って撮影したことがあった場所だったので、リベンジのつもりで行ってきました。当時と比べて機材も変わってますしね。

それでは本日もよろしくお願いします。

 

都内を出発

午後20時、都内を出発して伊豆に向かいます。伊豆って距離で言うとそこまで遠くないんですけど、河津や下田や南伊豆の方まで行こうとすると結構時間かかるんですよね。休憩なしで4時間半くらい、休憩したりすると5〜6時間かかるイメージです。遠い。

さて、今回目的地にしたのは5箇所。蓑掛岩石廊崎阿弥陀三尊タライ岬爪木崎です。
そして結論から言うと爪木崎しか撮れ高ありませんでした。順番に見ていきましょう。

蓑掛岩

goo.gl

今回だいたいそうなのですが、駐車場がよくわからないという理由で入れない場所が多かったです。こちらの蓑掛岩もそうで、一応Googleマップの情報を見る限り入れるようなのですが、実際現場に行くと関係者以外立ち入り禁止の柵がついていたんですよね。
なにか僕が勘違いしている可能性もありますが、日中に行ってロケハンとかしておくと完璧、せめて他の撮影者がいるかどうかを確認しておくべきだったかなと思います。

石廊崎

goo.gl

こちらは灯台もあって岬もあって地形も面白い場所で以前訪れたことがありました。しかし夜間に行ってみたら駐車場が入れなかったんですね。どうやら駐車場自体が21時までの営業のようです。

ただこれ思い出したんですけど、前回日中行った時はもう少し北のクルーズ船の駐車場に停めたので、そちらを利用しても良かったのかなと思いますが、うーんどうなんでしょう?

ぶっちゃけこの時間、駐車場の外に駐車してもたぶん駐禁とられることないし、なんなら誰の迷惑になることもなかったと思うんですよね、平日の深夜ですし。ただ、まあなんとなくそういうのはちゃんとしておきたいというか、そこまでして無理して撮るほどレアな被写体でもないので、切り替えて次に向かいました。

阿弥陀三尊

goo.gl

こちらもなかなか面白い岩があるので絵になるかなと思って行ってみましたが、駐車場を見つけることができなくて断念しました。

タライ岬

goo.gl

そしてようやくちゃんとした駐車場に駐車して向かうことができたのがこのタライ岬です。未舗装路を行く遊歩道で、少しだけアップダウンのある道でしたが、普段登山をされている方なら特段きつい思いをするような場所はありません。ありませんが、撮れ高がこちらです。

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Nikon Z 6, SONY FE14mm F1.8 GM, 10s, F1.8, ISO 3200

何もない……。40分くらいかけて真っ暗な森の中をえっちらおっちら歩いてきたんですけどね。少し高いところから撮ろうとすると、よくある展望が書かれた看板?台?みたいなのが写ってしまってイマイチだった。諦めて回れ右しました。

爪木崎

goo.gl

やっぱり安定の爪木崎灯台だな、ということで2時過ぎくらいに到着しまして、天の川がちょうどよい角度で空にかかる時間帯です。平日夜なので人いないかなと思っていたのですが、2〜3組人数にして5人ほど先客がいました。
この季節の天の川撮影で5人ってすごく少ないんですけど、ここは道の真ん中を陣取る形で構図を決めるので、横に並ぶと本当に5人もいればパンパンなんですよね。せめて三脚を低めにしてくれていたら良かったのですが、普通にアイレベルまで上げてしまっているもんだから、後ろからの撮影もできません。困ったな。

仕方なく道の端っこぎりぎりから三脚を低くして、ポンと置かせてもらい、なんとか構図を決めて撮ったのがこちら。

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Nikon Z 6, SONY FE14mm F1.8 GM, 10s, F1.8, ISO 3200

あ、結構イイ。しかもよく見るシンメトリー構図じゃないからちょっと新鮮だし。

他の構図も試せないかなと思ったのですが、この場所ではもう難しそうだったので、かなり手前の方まで戻って灯台を遠景にして天の川を大きく撮ってみました。

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Nikon Z 6, SONY FE14mm F1.8 GM, 10s, F1.8, ISO 3200

ちょっと灯台がよくわからないし、右下に撮影者のヘッドライトが光ってますね。まあでもいいです。今季で一番天の川を大きく写せたので満足です。

ついでに河津桜

goo.gl

4時半ごろ、爪木崎を出て、ついでだったので日の出のタイミングで河津桜を撮影しに河津川へ向かいました。

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Nikon Z 6, SONY FE14mm F1.8 GM, 1/10s, F8, ISO 100

よく見ると葉桜もはじまっていたので、河津桜の見頃は少し過ぎていましたが、早朝のこの並木は人もぜんぜんいなかったので落ち着いて見ることができたので良かったです。そして何よりキレイだった。

これから都内でも山でも桜のシーズンに入っていくので楽しみですね。

今回の反省

初めていくところは事前の情報収集を徹底しようということですね。特に今回は少し特殊な場所に行こうとしていたので、駐車場や立ち入りができるか、必ず確認しておいた方が良いですね。

今日はこの辺りで。

天の川と富士山を撮りに精進湖に行ってきました

こんにちは、shuheiです。

今年はなるべく星景写真もたくさん撮っていきたいなと思い、精進湖に行ってきました。その時のことを振り返りたいと思います。

それでは本日もよろしくお願いします。

 

いざ富士山へ

今回は富士山と天の川を一緒に撮りたいと思ったので、富士五湖精進湖へ向かいました。3月初頭、新月期ということで、もろもろ準備して向かいます。

今回は目的は星景写真撮影もそうなのですが、インターバル撮影をした上で、天の川のタイムラプス動画、そしてホーリーグレイルタイムラプス動画を撮ることが目的です。

そして、4月の桜の時季に行ける場所のロケハンも兼ねて行ってきました。

ホーリーグレイルとはタイムラプス動画の一種で、夜から夜明けに移るタイムラプス、あるいは日中から夜更けに移るタイムラプスです。露出差が激しい為、非常に難しいタイムラプスなのですが、これを試してみたいなと思い、いろいろ準備をしていた訳です。
このあたりのホーリーグレイル準備については別記事で紹介しようと思います。

時間を管理する

さて、天の川を狙うには考えることが4つあります。天気月の出入り日の出入り、そして天の川の出入りです。

天気は言わずもがな、快晴がいいですね。ちなみに快晴とは空の雲量が20%以下の時を指します。
そして、月の出入りと日の出入り。月が何時に出て何時に沈むのか確認しておきます。この日は新月の2〜3日後だったので、日の入り直後には月が沈むので特に調べずに行きました。
日の出入りについては、入り時間よりもどちらかというと日の出の時間。ホーリーグレイルタイムラプスをするには日の出が何時になるのか知っておかないといけません。この日は6時ごろ。薄明は5時過ぎくらいから始まります。
さて、問題は天の川です。こちらについてはStellarium Webで調べて、何時ごろにどういう天の川が見れるのかあらかじめ確認しておきます。
この日は3〜4時ごろが富士山の上に見える時間帯でした。

上記を踏まえて、0時に新宿を出発し、2時ごろ精進湖に到着するスケジュールで動きました。

他手合浜到着

goo.gl

「たてごうはま」と読みます。精進湖の北側で、富士山の北西の位置に面し、天の川が見える南東にちょうど富士山があるという素敵なロケーションです。

2時ごろ到着したのですが、やはり既に20人ほど撮影を始めていました。車ですぐにアクセスできる場所は人多いですね。今度はナイトハイクで上がった先で撮影できる場所に行こうかな。もう少し暖かくならないと行けないですけど、雪山は僕やれないんで。

そして撮れた写真がこちらです。

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Nikon Z 6, SONY FE14mm F1.8GM, 13s, F2, ISO 2000

正直現像迷いに迷いまくって、まだ答え出ていないのですが、楽しいですね。
そしてこちらが35mmのレンズで撮影したものです。

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Nikon Z 6, NIKKOR Z 35mm f/1.8 S, 10s, F1.8, ISO 3200

こちらの方が富士山がダイナミックに切り取れていていいですね。どちらを主役にするかで変わってくるんだと思います。

そして、APS-CセンサーのNikon Z fcでも撮影してみました。

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Nikon Z fc, NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR, 15s, F3.5, ISO 6400

レンズも大して明るくないのですが、悪くないですね。暗所耐性すごい。
テント泊や小屋泊の登山の時、天気が悪いことがあらかじめわかっている時は大きいNikon Z 6は持って行かずにZ fcだけで行くこともあります。でもたまに予報が外れて満点の星空が見えることがあるのですが、そんな時でもミニ三脚さえあれば苦し紛れに撮影することはできそうですね。クオリティは確かにZ 6には劣ってしまうかもしれませんが、何も撮らずに帰るよりは無限倍いいですからね。

というか、画角次第ですが今後タイムラプスはZ fc任せにしてもいいかもしれないなと思いました。

肝心のホーリーグレイル

今回のタイムラプスもNikon Z 6に35mmの単焦点を付けて撮影しました。こちらです。

スマホで見ることを前提とした縦動画になっていますが、ぜひご覧ください。夜明けが綺麗に表現できていると思います。
今度ホーリーグレイルタイムラプスについても記事にしますね。

次回は4月かな

さて、まだこの季節は太陽が完全に上がってくるのが7時なので、少し眠たかったのですが、この後河口湖の方にロケハンに行き、桜が見れる場所を抑えてきました。とはいえ有名な場所なので、来月も楽しみに待っていてもらえると嬉しいです。

今日はこの辺りで。