風景写真撮影で絶対に外したくない天気予報の技術

こんにちはshuheiです。

よく能力バトルモノの漫画やアニメで天候を操る能力を持っているキャラが登場しますが、あれいいですよね。風景写真撮影をメインにしている僕からしたら完全なチート能力です。

でもまあそんなこと無理なので、予報を見て確認して狙いを定めましょうって話なんですが、普段からどんなサイトやサービスを利用しているか、紹介したいと思います。

それでは本日もよろしくお願いします。

 

天候は制御できない

まず前提として抑えておいて欲しいのは「天候は制御できない」ということ。なので、どんなに穴が開くほど天気予報を見ていても外れる時は外れるのです、良くも悪くも。
なので、基本は撮影候補地を事前に数カ所用意しておくことです。
もちろん、旅行のついでに撮影するつもりだったとか、航空券を抑えてしまったとか、いろんな事情があって、簡単に予定変更できないこともあると思いますが、それくらいのゆとりを持って計画を立てることが大事かなと僕は思います。

そう考えるとプロの風景写真家はすごいですね。いついつまでに槍ヶ岳を撮ってきてくださいとか言われるわけでしょ。会社員でない個人事業主の写真家だったりすると、天候が悪くて撮れませんでしたってなったら、怒られることはないかもしれないけど、ギャラは発生しないでしょうし。

それでもある程度の精度で天気を把握したいので、どんなところを僕が見ているのか紹介していきます。

気象庁天気図

www.jma.go.jp

いきなり馬鹿にしてんのかと言われそうですが、そんなことはないです。大真面目です。何故なら気象庁の情報が基本的にどの天気予報よりも情報が早いからです。

僕は気象予報士ではないですが、天気図を見れば、雲が溜まりやすい場所風が強そうな場所くらいはわかります。この辺りは小学生の頃に理科の授業で習ったとおりのことなので、頑張って思い出しましょう。

とはいえ、これだけで全てを予測して行動できたら苦労はないので、もう少し現実的なサービスも紹介します。

Windy

www.windy.com

さまざまな気象予測モデルを利用し、元はアメリカのハリケーンなどの予測に使われていたサービスなのですが、今では日本の気象も予測できるようになりました。

ですが、このサービスは晴とか雨とかを教えてくれるのではなく、雲の動き、風の動きを地図上に表示して、時間経過でどのように変化するのかを見せてくれます。
個人的に今もっとも信頼している気象予測サービスです。
ほぼ毎日見ています。特に理由はないのに

SCW

supercweather.com

気象庁の数値予報を処理したサービスで、前身のGPVと比べて使いやすくなったのが特徴です。使い勝手はWindyに似ていて、こちらも雨雲の動きや風の動きを時間ごとにどのように変化するか視覚的に見ることができます。

ただ、こっちの方が予報の揺れが大きい気がしますね。来週の水曜の予報を今日見た時と明日見た時で、ぜんぜん違う雲の動きになっていることも多いので、割と直前まで判断がつかないです。なんなら当日でも変化していて、あれ?雨だったはずだけどな?ってSCWを見ると、午後からずーっと晴れに変わってるじゃん!みたいなこともあります。間違いを認めてすぐに修正できる子。

こちらも毎日見ています。やはり意味はないけど

複数のサービスを見比べて判断する

さて、これらのサービスを複数見比べて判断しています。何故なら完璧な予報などはないので、あとは確度がどれくらいかな?っていうのは自分で判断しているわけです。
あっちもこっちも雨って言ってるし、今週ずっと雨の予報だったから雨かなーとか。Windyでは雨って言ってるけど、SCWは曇りくらいな感じだ。ここんところコロコロ予報変わるからもう少し様子を見よう、などです。

やはり普段からこれらの天気予報を見る癖がついていると、予報自体がどう変化していくのか、だんだんわかってくると思います。
天候は操れませんが、天候に促した行動は選択できるので、風景写真撮影日に狙った気象を当てられるように日々睨めっこしていきましょう。

今日はこの辺りで。