こんにちは、shuheiです。
今年はなるべく星景写真もたくさん撮っていきたいなと思い、精進湖に行ってきました。その時のことを振り返りたいと思います。
それでは本日もよろしくお願いします。
いざ富士山へ
今回は富士山と天の川を一緒に撮りたいと思ったので、富士五湖の精進湖へ向かいました。3月初頭、新月期ということで、もろもろ準備して向かいます。
今回は目的は星景写真撮影もそうなのですが、インターバル撮影をした上で、天の川のタイムラプス動画、そしてホーリーグレイルタイムラプス動画を撮ることが目的です。
そして、4月の桜の時季に行ける場所のロケハンも兼ねて行ってきました。
ホーリーグレイルとはタイムラプス動画の一種で、夜から夜明けに移るタイムラプス、あるいは日中から夜更けに移るタイムラプスです。露出差が激しい為、非常に難しいタイムラプスなのですが、これを試してみたいなと思い、いろいろ準備をしていた訳です。
このあたりのホーリーグレイル準備については別記事で紹介しようと思います。
時間を管理する
さて、天の川を狙うには考えることが4つあります。天気、月の出入り、日の出入り、そして天の川の出入りです。
天気は言わずもがな、快晴がいいですね。ちなみに快晴とは空の雲量が20%以下の時を指します。
そして、月の出入りと日の出入り。月が何時に出て何時に沈むのか確認しておきます。この日は新月の2〜3日後だったので、日の入り直後には月が沈むので特に調べずに行きました。
日の出入りについては、入り時間よりもどちらかというと日の出の時間。ホーリーグレイルタイムラプスをするには日の出が何時になるのか知っておかないといけません。この日は6時ごろ。薄明は5時過ぎくらいから始まります。
さて、問題は天の川です。こちらについてはStellarium Webで調べて、何時ごろにどういう天の川が見れるのかあらかじめ確認しておきます。
この日は3〜4時ごろが富士山の上に見える時間帯でした。
上記を踏まえて、0時に新宿を出発し、2時ごろ精進湖に到着するスケジュールで動きました。
他手合浜到着
「たてごうはま」と読みます。精進湖の北側で、富士山の北西の位置に面し、天の川が見える南東にちょうど富士山があるという素敵なロケーションです。
2時ごろ到着したのですが、やはり既に20人ほど撮影を始めていました。車ですぐにアクセスできる場所は人多いですね。今度はナイトハイクで上がった先で撮影できる場所に行こうかな。もう少し暖かくならないと行けないですけど、雪山は僕やれないんで。
そして撮れた写真がこちらです。
正直現像迷いに迷いまくって、まだ答え出ていないのですが、楽しいですね。
そしてこちらが35mmのレンズで撮影したものです。
こちらの方が富士山がダイナミックに切り取れていていいですね。どちらを主役にするかで変わってくるんだと思います。
そして、APS-CセンサーのNikon Z fcでも撮影してみました。
レンズも大して明るくないのですが、悪くないですね。暗所耐性すごい。
テント泊や小屋泊の登山の時、天気が悪いことがあらかじめわかっている時は大きいNikon Z 6は持って行かずにZ fcだけで行くこともあります。でもたまに予報が外れて満点の星空が見えることがあるのですが、そんな時でもミニ三脚さえあれば苦し紛れに撮影することはできそうですね。クオリティは確かにZ 6には劣ってしまうかもしれませんが、何も撮らずに帰るよりは無限倍いいですからね。
というか、画角次第ですが今後タイムラプスはZ fc任せにしてもいいかもしれないなと思いました。
肝心のホーリーグレイル
今回のタイムラプスもNikon Z 6に35mmの単焦点を付けて撮影しました。こちらです。
スマホで見ることを前提とした縦動画になっていますが、ぜひご覧ください。夜明けが綺麗に表現できていると思います。
今度ホーリーグレイルタイムラプスについても記事にしますね。
次回は4月かな
さて、まだこの季節は太陽が完全に上がってくるのが7時なので、少し眠たかったのですが、この後河口湖の方にロケハンに行き、桜が見れる場所を抑えてきました。とはいえ有名な場所なので、来月も楽しみに待っていてもらえると嬉しいです。
今日はこの辺りで。