こんにちは、shuheiです。
タイトルの通りなのですが、ずっと欲しかったRICOH GR III Diary Editionを購入したのでご報告となります。
また、GR気になっている方の背中をガン押しする記事となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは本日もよろしくお願いします。
RICOH GR III Diary Edition
GR IIIはRICOHから2019年に発売された高級コンパクトデジタルカメラです。そう、コンデジ。
レンズ交換ができませんが、APS-Cセンサーと、換算28mm F2.8の単焦点というスーパーな組み合わせで界隈を騒がせています。
そのコンパクトさは手のひらサイズで、重量も約260gと軽量。これにより究極のスナップカメラとして非常に高い評価を受けています。
しかし、その性能に見合った価格で、実売価格は12万円前後と一般的なコンデジに比べてかなり高額になっています。さすが高級コンデジ。
そしてそのGR IIIも様々なエディションがあり、今年2023年4月に発売となったDiary Editionを購入しました。
何故購入に至ったか?
理由は2つ。
今夏、フランスで1200kmを走破する自転車イベントに参加する為、軽量コンパクトかつ質の高い写真が撮れるカメラが必要になったこと。
ビジュがいい。
そして、届いたカメラがこちら。
ビジュがいい。
光の当たり方によって色味が変わり、大体はブラウンからゴールドといった感じです。この独特な質感はなかなか経験できないもので、非常に良きです。
手に持った感じは「意外と重たい」と感じました。これは恐らく、視覚と手に感じる重さとのギャップからくるものでしょう。カメラの重量は確かに260gと変わらないのですが、その大きさからすると意外に重たく感じます。
湿度を捉えるカメラ
この究極のスナップカメラの本質は、その写真の質にあります。実際に近所でいくつかスナップを撮ってみました。
F2.8の明るさを活かして、室内のテーブルフォトも。
写真を見てみると、他の人が撮った作例でも感じられる通り、湿ったような質感を良く捉えるカメラだと感じました。普段使っているNikon Z 6やZ fcは、非常にクリアで透明感があります。しかしその透明感は必ずしも良いかと言われるとそうでないことも多いんですよね。
でもこのGR IIIはRAWデータを触っていてもしっとり感がある。まるで湿度を切り取っているというか。
質感が出ると評価されることが多いこのカメラ、その正体は湿度ではないかと推測した。
なのでカラッとした写真よりも、ジメッとした写真の方がこのカメラの特性を活かした写真が撮れそうだなと思いました。
また、F2.8という明るいレンズの特性を活かして、星景写真にも挑戦してみました。
この写真は最近話題になったLightroomのAIノイズ除去機能を活用しています。
一定の解像度は保たれており、色彩もしっかりと出ていますが、やはりそれほど高い暗所耐性は期待できませんね。撮影時には本当に真っ暗でライトがないと手元すら見えないほどの暗所だったので。
ここでの星景写真撮影はいつもの機材でも撮影しているので、別の記事にしようと思っています。
究極のスナップシューターと言っていいカメラ
久しぶりにNikon以外のセンサーを持つカメラを使ってみました。非常に個性的でNikonとは異なる特性を感じ取れたことは、個人的には非常に良い経験となりました。
肝心のサイクリングにはまだそこまで連れ出せていないので、今度ブルベでない気楽なサイクリングの時にでも連れて行ってやろうかなと思います。
それでは、今日はこんなところで。