風景写真の撮影地を探す技術

こんにちは、shuheiです。

Instagramとか見てると、日々絶景写真が届いて、みんなすごいなーと思いますよね。
自分もそういった絶景スポット見つけたいなと思うんですけど、なかなか見つけられないです。
なかなか見つけられないんですけど、普段どうやってロケ地を見つけているか、僕なりのやり方を紹介します。
少しでも参考になれば嬉しいです。

 

風景写真撮影のロケ地のカテゴリー

風景写真撮影のロケ地にはど定番の観光スポットか、写真を撮る人たちだけが寄り付く定番写真スポットか、あまり有名でない穴場スポットか、だいたい大きく分けて3種類あります。

ぜんぜんどれがいいとかいう訳ではないし、自分が撮りたいと思うものを撮るのが写真の楽しみ方ですから、それぞれ探し方を紹介します。

定番観光スポット

観光スポットは一眼レフやミラーレス一眼など写真撮影が主目的な人でない、旅行客の方が割合としては多いようなスポットです。

f:id:shuinout:20220114175634j:plain

例えば、浅草雷門や京都清水寺天橋立などは風景写真スポットというよりはどちらかというと観光地です。

こういった定番の観光地は旅雑誌などで情報を入手すると良いです。だいたい定番の記念撮影スポットが用意されていて、最近ですとスマホを置いてタイマー撮影できるようにスタンドが用意されている場所もあります。

あまり詳しくなかったり目的がはっきりしていない旅行など、撮影よりも先行するものがある場合は、こういった手段で情報収集することが多いです。

定番撮影スポット

観光地ほど行きやすい訳ではないが、風景写真家の間では有名な撮影スポット、というのがいくつかあります。
昨今はSNSの台頭で多くのスポットが発掘され、また写真家たちで賑わうようになっています。

f:id:shuinout:20220114180616j:plain

山や星景のスポットにありがちなのですが、例えば上の写真は福島県安達太良山の火口で、とても有名なスポットです。安達太良山に行ったらみんなこの写真を撮って帰ってくるくらいの場所と構図なのですが、こういった写真はSNSでたくさん見つけることができます。
特に、Instagramでは撮影場所をコメントに記載したり、ロケーションに設定していたりすることがあるので、これらを見つけてはメモしています。

穴場スポット

あまり有名でない場所、SNSでも見かけない場所というのは自分で見つけるしかありません。がんばって足を使って見つけましょう

というと少し投げやりなので、普段僕がやっている探し方を紹介します。

f:id:shuinout:20220114181208j:plain

こちらは岐阜県郡上市にある郡上八幡城の写真です。
まあ正直そんなに印象的な構図が撮れる場所でもないし、珍しい場所でもないのですが、僕はここ自分で見つけました。

まず、郡上八幡城を撮る、ということだけは決めていたんです。でもどこから撮ったらいいかはわからなかったので、Googleマップで確認することにしました。

f:id:shuinout:20220114181627p:plain

まず、左下のレイヤから地形を選択し、地形がうっすらわかるように設定します。
ここでは郡上八幡城と周りの撮影候補地との高さを確認しています。これでわかりにくいようなら航空写真にすると少しわかりやすくなったりします。

そして、気になったところはストリートビューで直接見に行きます。

f:id:shuinout:20220114182056p:plain

何箇所か見ているとストリートビュー郡上八幡城が見えるスポットを発見しました。このピンクで囲ったものが郡上八幡城ですね。
場所は左下の地図の人型アイコンの位置、そして郡上八幡城はそこから西側にあることがわかります。

実際の撮影日、僕は日中しかその場所に居られなかったのですが、これ一日中いれたとしたら、夕日が沈む西側を向いて撮影するので夕日と郡上八幡城を絡めて撮影することもできることになります。

この作業を他数カ所で行って、何箇所か撮影スポットをあらかじめ定めておきます。
そして当日その場に行って、実際に太陽の光などを観察して撮影するという流れになります。

これ以外の2つの探索方法では、事前に実際に撮影された写真を見ることができたのに対し、この方法では実際にロケ地に行かないとどんな写真になるのか最終的にはわかりません。
ある意味そこが面白いところで、想像してたよりも良くなかった時もあれば、想像以上の撮れ高があることもあります。

まずはたくさんの撮影スポットを知ろう

風景写真の撮影場所を見つけるには普段からアンテナを張っていないといけません。
そして、次回は見つけた撮影スポットのメモの取り方、管理の仕方について紹介します。

今日はこの辺りで。